シアタークリエの『宝塚BOYS』を観に行きました。
ズッと観たいと思っていたのですが、なかなか再演せず待っておりました。
シアタークリエには今回初めて行きました。
600席程で思っていたよりも舞台と客席が近かったです。
休みまで取って楽しみにしていたと言うのに、開演時間を間違え遅刻し最初10分程観る事が出来ませんでした。肝心の宝塚男子部が出来るキッカケを見逃してしまいました。情けない話です。
レヴューが間にちょこちょこと入るミュージカル形式なのかと思っていたのですが、ストレートプレイでした。レヴュー
のシーンは最後だけで少し寂しかったです。男性だけでやるレヴューはまた違う味があると思うので、何処かで観れたらと思います。男性だけで行う劇団がないか気になります。花組芝居は存じておりますがネオ歌舞伎とうたっておりますし。
終戦直後のお話である為、戦争がストーリーに大きく影響していました。東北地方太平洋沖地震直後の娯楽との関係に通じる物がありました。
また宝塚が好きな者としては「女の園である宝塚に男子は必要ない」と言う反対派の意見も理解出来る為、複雑な気持ちでした。
役者さんは皆さんとても良かったです。
自由ちゃんはてっきりキメキメの役で竹田幹夫あたりをやるのかと思っていたのですが、とてもアクティブな長谷川好弥役で驚きました。楽しそうに演っておりました。
星野丈治役の中河内さんはダンサーと言う事もありお上手でした。キメキメでした。「プリッ」とは言いませんでした。
個人的には、竹内重雄役の良知真次さんがとても素敵でした。歌がとてもお上手で。今回の役柄、控え気味だったのだと思いますがダンスも上手な方なのだと思います。調べてみたら、四季出身なのですね。今後、他の公演でも是非観てみたいです。
ベルばら第一世代の初風さんのマリー・アントワネットの台詞をベースにした台詞があったり、宝塚の公演で終演後に流れる曲が流れたりと宝塚ならではの物が盛り込まれており、とても楽しめました。
宝塚100周年をひかえた節目の年に観る事が出来て良かったです。